メルカリでせどりは違法?逮捕される?学ぶべきルールを解説!

こんにちは!TANOWORKS(Twitter/@Tanojob)だてです(^^)
メルカリせどりは違法?逮捕される?教えて!
メルカリ転売初心者
そんな方が本記事をご覧いただくことで下記のメリットがあります。
★この記事をご覧いただくことで得られるメリット
- メルカリせどりは違法かどうか知ることができます。
- メルカリせどりで逮捕されるのか知ることができます。
- メルカリせどりで学ぶべきルールを知ることができます。
この記事を書いている僕は中古せどり歴4年の現役プレイヤーです。
僕自身今でも実践&コンサルをしており、実績者も輩出しておりますのでデータとしても信頼していただけるかと思います。
近年話題になっている「せどり」という言葉、みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
いわゆる「転売」のことなのですが、実はあの有名なフリマアプリ「メルカリ」でのせどりが今とても人気を集めていますね!
メルカリというと、「個人が不用品を売買できる便利アプリ」という印象を持つ方が多いと思いますが、実はせどりツールとしても非常に使い勝手の良いアプリなのです。
しかしながら、一歩間違えばペナルティだけでなく法に反する恐れもあるので注意が必要です。すでにメルカリでせどりを行なっている方でも、意図せず違法行為を行なってしまっている場合も十分にありえます。
そこで今回は、メルカリでせどりを行う際に守らなければならないルールを分かりやすくご紹介します。これを読んで、ぜひ初めての方も安心してメルカリでの転売に挑戦してみてください。
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【結論】メルカリでせどりは基本的に違法ではありません
結論から申しますと、メルカリでせどりを行うことそのものは違法ではありません。せどりのパターンと手法によっては違法になる可能性も考えられるということです。
そこでまずは、メルカリで考えられるせどりの種類を把握しておくことをおすすめします。ざっくり分けると、メルカリでは以下の3種類のせどりパターンが考えられます。
- 他店・他サイトで仕入れてメリカリで販売
- メリカリで仕入れて他サイトで販売
- メルカリで仕入れてメルカリで販売
それぞれ一つづつ解説していきます。
他店・他サイトで仕入れてメリカリで販売
最も多いせどりパターンは他店・他サイトで仕入れてメリカリで販売です。
メルカリで仕入れたものを他のサイトで販売する方法ですね!
「不用品処分でお小遣いが稼げるプラットホーム」としてメルカリを活用しているユーザーが多いことからも想像に難くないように、格安で商品を購入できるというのがメルカリで商品を仕入れる最大のメリットであると考えられます。
さらに、メルカリでは「値引き交渉」が可能です。「まとめ買い」や「即購入」を理由に価格交渉をすることで値下げ交渉に応じてくれる出品者も少なくないです。
また、なかには値下げ前提で高めに価格設定している出品者もいるため、急ぎでない場合は積極的に価格交渉に掛け合ってみるのがおすすめですね!
メリカリで仕入れて他サイトで販売
さて、このせどりパターンメリカリで仕入れて他サイトで販売に関してですが、「古物営業法」における法改正があってから、メルカリで転売目的の商品を仕入れることは違法行為と判断されてもおかしくないケースもあるということは覚えておいた方が良いでしょう。
そこで、最も安全にメルカリで仕入れ作業を行いたいという方には、「古物商許可」を取得することをおすすめします。
古物商許可とは、中古品を転売目的で仕入れる際に必要となる許可です。ここで注意しておきたいのが、せどり(転売)に古物商許可が必要かどうかは、転売対象の商品を「仕入れる」ときに判断するという点です。
つまり、その転売行為が違法かどうかの判断も、転売対象の商品を「仕入れる」ときに判断するということになります。要するに、仕入れた中古品を「転売する」ことそのものは違法ではなく、古物商許可を取得せずに転売対象の中古品を「仕入れる」ことが違法行為になるということです。
万一、メルカリで転売目的の仕入れ行為を違法行為として判断されると、「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」、もしくはその両方が科せられる恐れがあるので要注意です。
メルカリで仕入れてメルカリで販売
メルカリ内で仕入れから販売までを行うせどり方法です。ここでも古物商許可が関係してきます。すでに何度も説明しているのでお分かりかと思いますが、メルカリで「転売する」ことは違法ではありませんが、メルカリで「仕入れる」ことは古物商許可がなければ厳密には違法になります。
あと、メルカリ事務局からすると転売屋ははっきり言って優遇されていませんwwなのでなるべくメルカリ仕入れのメルカリ売りは避けたほうが良いですね!
以上、メルカリでのせどりパターンを3つご紹介してきました。
極論を申しますと、違法行為をせずにメルカリでせどりを行うには「古物商許可」を取得しておくのが一番安全だということがお分かりいただけたと思います。
さて、以下では、「古物商許可」に関連する行為の他に違法行為となる例や、違法とまではいかなくとも規約違反でペナルティを科せられる可能性がある行為についてご紹介していきます。
メルカリせどりで逮捕される例は?
チケットの高額販売
ダフ屋行為(公共の場所でのチケット転売や転売用の仕入れを人に迷惑がかかるかたちで行う行為)を取り締まる法律はありませんが、迷惑防止条例違反として取り締まりを受ける可能性があります。
各都道府県により罰則内容は異なりますが、「6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金」などが科せられる危険性があります。
また、2019年6月14日より「チケット不正転売禁止法」がスタートしたことで、チケット転売の取り締まりは一層厳しくなりました。
この法律に違反すると、「1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金」が科せられる危険性があるので要注意です。
偽物の販売
ブランドのコピー商品などを転売すると、「知的財産権」の侵害にあたり、「商標法」や「意匠法」、「著作憲法」で禁止されている違法行為と判断されます。
これを犯すと、民事上では「損害賠償請求」、刑事上では「最大10年の懲役・最大1000円の罰金」などのペナルティが科せられる可能性があります。
本物のつもりで購入した転売目的の商品が偽物だったという最悪の事態も大いに考えられますので、購入の際は十分に注意しましょう。
現金販売
現金を額面以上の価格で販売し、法定利率を超える利息を不正に受け取る行為は「出資法違反」と判断されます。メルカリでは、「マネーロータリング」につながる可能性があるとして、原稿紙幣の出品を禁止しています。
この現金販売問題に関しては、実際に逮捕者も出ています。間違っても現金の販売行為はしないようにしましょう。
盗品の販売
当たり前ですが、盗んだものを転売する行為は違法です。「窃盗罪」や「詐欺罪」などの処罰対象になります。こちらも実際に逮捕者が出ています。そもそも盗むという行為が違法ですので絶対にやめましょう。
アカウントの転売
メルカリでは1人で複数のアカウントを取得することは禁じられています。かつて、メルカリのアカウントを転売したとして、「私電磁的記録不正作出・共用」の疑いで逮捕された例もあります。
転売されたアカウントが、不正行為でアカウント停止されたユーザーに悪用されたことが問題になったようです。くれぐれも、アカウントを複数取得するということのないようにしましょう。
古物商許可を取得していない段階で、中古品販売事業者として事務局に判断された場合
しつこく先述してありますが、古物商許可を取得せずに転売対象の中古品を「仕入れる」ことは違法行為にあたります。万一、違法行為と判断されると、「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」、もしくはその両方が科せられる恐れがありますので、メルカリ内での転売が多く、事務局に中古品販売業者として判断される可能性が高い出品者は、古物商許可を取得しておくことを強くおすすめします。
メルカリでアカウント停止になってしまう例は?
メルカリで違反出品や違反行為を行なったことが発覚すると、「警告」や「アカウントの一定期間の利用制限・停止」、そして最悪の場合は「無期限の利用停止」や「強制退会」をさせられる場合もあります。
この場合、アカウントの復活や売上金の支払いができなくなる危険性がありますので、禁止行為の対象になっていないかどうかをよく確認してから出品するようにしましょう。
以下に、アカウント停止になってしまう可能性がある行為をいくつか挙げていますので、心当たりがある方は要注意です。
メルカリで仕入れた商品を高額で販売すること
メルカリの利用規約によると、購入額に送料や手数料、クリーニング代を上乗せした程度の価格であれば、メルカリ内で購入した商品を値上げしてメルカリ内で販売しても問題にはならないようです。
しかし、あまりにも高額で転売することは禁じられていますので、稼げるからといって著しい高額転売に走らないように気をつけましょう。
無在庫販売
これは、出品した商品が売れてからその商品を用意するという販売方法ですが、メルカリでは規約で禁止されている行為にあたりますので、絶対にやめましょう。
一度に大量出品
短時間であまりにも多くの出品をすると、メルカリにスパム行為と判断されてしまう危険性がありますので、大量出品は控えるようにしましょう。
メルカリのシステムを介さない取引
メルカリを介さないということは、メルカリの手数料を払わずに取引をしようという悪質な行為と判断されるので、規約違反にあたります。必ずメルカリのシステム上で取引を行いましょう。
禁止されている出品物の販売
以下のものはメルカリガイドで出品が禁止されています。これらを出品することはアカウント停止の危険がありますので、該当商品でないかをチェックしてから出品するようにしましょう。
- 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
- 知的財産権を侵害するもの
- 盗品など不正な経路で入手した商品
- 犯罪や違法行為に使用される可能性があるもの
- 殺傷能力があり武器として使用されるもの
- 危険物や安全性に問題があるもの
- 児童ポルノやそれに類するとみなされるもの
- 18禁、アダルト関連
- 使用済みの下着類
- 使用済みのスクール水着、体操着、学生服類など
- 医薬品、医療機器
- 許可なく製造した化粧品類や小分けした化粧品類
- 法令に抵触するサプリメント類
- 安全面、衛生面に問題のある食品類
- たばこ
- 農薬、肥料
- 現金、金券類、カード類
- チケット類
- 領収書や公的証明書類
- ゲームアカウントやゲーム内の通貨、アイテムなどの電子データ
- サービス・権利に実体のないもの
- 受け渡しに伴う手続きが複雑なもの
- 手元にないもの
- 福袋
- 試作品(商品サンプル)の掲載がないオーダーメイド品
- 象牙および希少野生動植物の個体などのうち、種の保存法により必要とされている登録がないもの
- 利用制限がある、または契約や支払いが残っている携帯端末
- 規制薬物・危険ドラッグ類
- 個人情報を含む出品・投稿、個人情報の不正利用
- メルカリ事務局で不適切と判断されるもの
ちなみにですが、私も禁止されている出品物を販売して事務局に削除・注意をされた経験があります。
新品の下着類を出品したのですが、新品だと判断できるタグなどを外してしまっていたため、中古品だと判断されたようでした。今思えば、この程度の注意喚起で済んだのは本当に運が良かったと思います。
私のように、意図せず違反行為を行なってしまう可能性は大いに考えられますので、アカウントの停止など取り返しのつかない事態に陥らないように、よくよく警戒しながら出品するようにしましょう。
複数アカウントの取得
これに関しては転売する上でのメリットはなさそうなので、リスクを冒してまでする行為ではないでしょう。いずれにせよ、規約違反にあたりますので絶対にやめましょう。
メルカリせどりで違法や規約違反にならないケース
さて、ここまで違法やアカウント停止になる危険のある行為を説明してきましたが、以下はそれらに該当しませんのでご安心ください。
- 自分で使用していたものを販売する
- もらいものを販売する
- 新品商品を販売する
※商品そのものが新品の状態であっても、一度でも売買のやりとりがあったものは中古品とみなされるため、転売目的で「仕入れる」場合は古物商許可が必要。
メルカリで違法や規約違反をしないために知っておくべきこととは?
ここまで長々と説明してきましたが、メルカリで違法やアカウント停止にならないために気をつけとくことは以下の2点です。
- 古物商許可を取得する
- メルカリガイドで規約を確認し、禁止行為や出品禁止商品を把握する
この2点を事前にしっかりと把握・取得しておけば安全にメルカリでのせどりが行えますので、少し面倒かもしれませんが、きちんと確認しておきましょう。
まとめ
今回は、メルカリでせどりを行う際に最も注意しておきたい「違法行為」や「アカウント停止行為」についてお話ししてきました。ルールをしっかり身につけておけば何も怖いことはありません。
ただ、メルカリでせどりを行うユーザー全員がこうしたルールを把握しているわけではないということは、逮捕者が出ていることからも明らかです。悪気はなくとも、知らず知らずのうちにそうした危険行為に及んでしまっている出品者も少なくないでしょう。
すでにメルカリでせどりを行なっている方はもちろん、これから始めようとお考えの方は、ぜひ今回ご紹介した内容を念頭に置いて、メルカリせどりライフを楽しんでください。
そして、更に詳しい中古せどり・転売に関するノウハウを僕のメルマガ&LINE@では配信しております。
ブログに書けない内容や無料でプレゼントしているコンテンツ集MASAMUNEもお送りしておりますので是非参考にして頂きガンガン中古せどりで稼いでくださいね!
それでは本日はここまで、お読みいただきありがとうございました!